オーナー自己紹介

 

長年、ファッショングッズのインポートのバイヤーをしていました。

馬の目を抜く熾烈な競争社会を生きる癒しとして長期のヨーロッパ出張の合間にパリのインテリアショップを見て
歩き、お買い物をして持ち帰るのが趣味になりました。

ファッションの世界では新しいものが一番良くて先シーズンのヒット商品は今シーズンでは古いもの、ダサいものの代表です。

生き急ぐ、疲れのたまった社会に少しでも癒しを届けることが出来ればと、ファッションのお仕事を始める前に勉強していたインテリアコーディネートを生かしてお店を始めました。
娘の麻依子が10年近くジュネーブ、パリに住んでいたのもフレンチインテリアに深く興味を持ったきっかけだったかも知れません。

次の代まで使い続けられる物。大切に使い込んで味の出るものをセレクトのコンセプトにしています

ご来店いただいたお客にプティ・ボワイヤージュを楽しんでいただけたら幸せです



      幸せ

 

 おうちの中をきれいにすることはすごく手間と時間がかかります。

またそれを維持する家事にも時には労力を要することがありますので何処に時間をかけ何処を省略するかはその人が何にこだわりを持ち、何を大切にするかによります。

なので好むと好まざるにかかわらず、インテリアは住む人の人生観、価値観を表現する場となります。

かわいらしく、オブジェをディスプレーすれば埃がかかり、お掃除の手間が増えます。

きれいなクッションを置けば、知らず知らずのうちに汚れお洗濯が必要になります。

テーブルクロスをかければ食べ物のシミがついてお洗濯が必要になります。

何を選び何を省くかはその人の人となりを表すこととなります。

ちょっと面倒なことも楽しんでできれば小さな幸せを自分で作りだすことになります。

私はきれいに洗いあがったお洗濯物を見ると一日幸せです。

毎日小さな幸せを意識すと、にたくさんの人や物に感謝する気持ちがわいてきます。



コラムについて

コラムを書こうとはじめたきっかけはまったく世間のトレンドとは反対の

またまた天邪鬼な性格が頭をもたげたため(笑い)

去年より今年、先月より今月、昨日より今日 10分前より今 何でも新しいものに価値があり、古いものは価値のないものとして忘れ去られてしまう。 そんな世相がなんとなく落ち着かないから

私の勝手な思いやつぶやきであってもそれを言った順番で優劣をつけられたくなかったのでこのコラムは日付を書いていません。

あえてブログというのを避けました。

なので、読み返してちょっと自分の思いとヅレが出てきてしまったコラムは 突然削除したり編集をするかもわかりません・・・

でも興味のある方は時々覗いて見てください。投稿もお受けしていませんしとっても一方通行なかって気ままなコラムですがどうぞお付き合いくださいませ。

Parisのカテゴリーではパリのアパートや好きなレストラン、ショップなどご紹介します

私の大大大あ~い好きなパリのおいし^^~~~アイスクリーム屋さんもご紹介しますね

雪が降っていても パリに行ったときには必ず食べに行きます。

パリのお上品なマダムや子供が3個をぺろりと平らげるのを横目で見ながら

たった一つしか食べられない胃をうらみながら悩んで悩んでひとつオーダーします。どうぞお楽しみにしていてください。

メッチャ悩み中!!



お上品

 

洗練されているけど少し奥ゆかしさがあって、しっかり流行は抑えているけど、その流行が去ったときでも稟として存在感を示すことのできる自我がある。

理想です!

主張し過ぎない、何とも微妙なバランス感覚を持ち合わせた人や物に出会ったとき、とても幸せな気分になります。。

人についていえば高貴な家の生まれであっても物の考え方や価値観で品格は簡単に崩れ去ってしまいます。

 

どんな貧しい生い立ちでも、きっぱりとしていて、自分を見失わない意思。謙虚さは必須の条件です。人はごまかせても自分はごまかせないですものね。

ごまかしたつもりでもそれを一番知っているのは自分。

 

 

その積み重ねが劣等感となり、いっぱいいっぱいの自分を見せないようにふるまっても自然に、突然、何気なく品格はその人から去ってしまう。

コストダウンして、利益だけを追求したものはどんなに着飾らせても、所詮物でしかなく、心を感じることはできません。

せめて作る側のこだわりを感じることのできる商品をセレクトし、使い込まれて品格を感じることができるものに育てたいと思います。

こだわりのある人には、ごまかしがなく、ごまかしのない人が作ったものには品が備わるんでしょうか。

概して安いもの、それはコストダウンするところまでして削り落されたものは人の入り込む余地がありません。

必然的に品格など備わるはずがないというのが私の結論です。