ブランドジュリエのフレンチカーテン

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カーテンは外からお家の中を見えないように
カバーするという大切なポイントがあります。
防犯上からも大切なことです。
それをクリアしつつ、お家の中から見た時の
インテリアとしての役割もあります。
それらをうまく融合して、カーテンポール
カーテンレール、カーテンの形状などを決めます。

フランスでは天井近くにカーテンポールを取り付けて
長くカーテンを下げ
お部屋の奥行きを出します。
腰高の窓、掃き出しの窓にかかわらず
高めに取り付けて、長く下げ、
お部屋全体の統一感を出します。

フランス式のおリボンで結ぶタイプのカーテンは、
ポールを取り付けていただくのが素敵ですが、
レール式でもリングを取り付けて
そこに結ぶこともできます。

基本的に
あまりサイドに寄せて開け閉めをするというよりは、
サイドに取り付けた、タッセルやフックなどに
引っかけて開け閉めをします。
そのため、床に垂れるぐらいに長さを出します。

出入りの頻繁な窓のところはカーテンレールにして
従来からある、ギャザーを寄せたデザインにして
日中はサイドに寄せて収納したほうがいいと思います。
その場合、丈は床ぎりぎりにします。
横のボリュームをだすので縦には出しません。

同じお部屋に腰高の窓がある場合は
同じように床までの長さにして統一感を出してください。
色々なお宅にお伺いしますが、
大体日本の住宅では窓枠ぎりぎりに
カーテンレールを付けていらっしゃる方がほとんどです。
腰窓は窓に合わせて短くされている方が多いです。
せっかくお部屋を広く見せることのできる
数少ないアイテムであるカーテンを短くして、
お部屋の狭さを強調しているように見えます。
ひろいお部屋でも、バランス感を欠いて
落ち着きのない空間になります。

お部屋に縦のラインを出すことは、
ゆったりとした広さのあるお部屋では奥行きが出て、
何となく殺風景な気分になりがちなお部屋を温かく、
落ち着きのある空間にします。

また、狭くてちょっと息のつまりそうなお部屋でも
高さを出すことによって
息詰まった閉塞感を壊して、狭いからこそ出る
安心感を出す要素になります。

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