Astier de Villatte ダイニングテーブル・オランデーズオーク W180
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伝統の手仕事とアートを感じるエッジィなデザインで、
世界の人々を魅了するフランス・パリのブランド
ASTIER de VILLATTE(アスティエ・ド・ヴィラット)。
白い釉薬のムラが美しい食器や、
天然由来のエレガントな香りが立ち上るインセンスは、
日常にパッと華やかさを添える人気アイテムです。
そんなアスティエから、
惚れ惚れとする存在感を放つ木製家具が登場しました。
アスティエのすべての製品に共通するのは、
伝統的なハンドクラフトと革新的で遊び心のあるデザイン。
途絶えそうな昔ながらの技術を継承しながら、
枠にはまらない自由な発想で、
今までに見たことがないような
魅力的なプロダクトを生み出しています。
今回ご紹介する木製家具も、例外ではありません。
写真のコンソールの脚は、チューダー様式を彷彿とさせる
ポコポコと膨らんだフォルム。
一瞬で心が奪われそうな存在感を放っています。
チューダー様式とは、
イギリスの家具の原点とも言えるスタイルで、
重厚な家具に彫りの装飾が施されているのが特徴です。
球根のように丸く膨らんだ、
バルボスレッグと呼ばれるデザインもその一つ。
英国伝統のバルボスレッグを踏襲しながら、
モダンで洗練された空間を演出する木製家具は、
アスティエの真骨頂とも言えるでしょう。
アスティエの木製家具は、東ヨーロッパだけで採れる
希少なオーク材を使用しています。
オーク材は、木目が美しく硬い割には彫刻を施しやすいため、古くから家具の材料として使われてきました。
とても頑丈で重く、耐久性も高いため
ダイニングテーブルなどの大型家具に適しています。
でも、真っ直ぐ育てるのは難しく、
家具材として切り出すには技術が必要。
さらに大型家具の材料として最適な状態にするために、
なんと100年も寝かせるのだとか!
長い年月をかけて仕上げた木材を家具に加工した後は、
美しい木目が透けるグレイッシュな黒のペイントを施します。
どんなインテリアにも馴染む洗練された黒を表現できるのは、自然由来のカゼインと顔料を使っているからこそ。
カゼインとは、牛乳やチーズなどに含まれる
タンパク質の一種で、顔料に混ぜて接着剤として使用します。
古くからヨーロッパで描かれてきた
テンペラ画に使われる材料です。
テンペラ画といえば、
レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」が有名ですよね。
希少で頑丈な木材に自然由来の丁寧な塗装を施し、
この先何百年も使い続けることができる家具を生み出しているのです。
アスティエの家具は、木目や節、斑点など、
一枚ごとに異なる表情を持つ天然木を使って
手作業で作られる一点ものです。
その風合いは次第に変化を遂げていき、
時を経るごとに愛着が湧いていくことでしょう。
無垢材は、周囲の環境や
使い方によっても強く美しく変化していきます。
いくつかの注意点を守れば、
子供、孫、ひ孫と何世代にも渡って
長く使い続けることも可能です。
例えば、無垢材には、乾燥していれば収縮し
湿度が高ければ膨張するといった特徴があります。
ストーブの近くや直射日光の当たる場所、
屋外での使用は劣化を早めます。
天板に濡れたものや
熱いものを直接置くことは避けたほうが良いでしょう。
食事の際はテーブルリネンを敷き、
液体をこぼしたらすぐに拭くことをおすすめします。
お手入れは半年に一度、
天然ワックス(ワセリン)を塗るくらいで十分です。
変形の可能性があるので
スチームクリーニングは避けてください。
色々な注意点を書き出しましたが、日常使いの傷やシミは
味わいとして取り込んでしまうのがフランス流。
あまり神経質になり過ぎず、
家族の思い出を刻みながら、長く愛用していきたいですね。
アスティエでは、もし不要になって
次に受け継ぐ人も見つからない場合は、
リサイクルして他の木製品にすることを推奨しています。
ブランドジュリエで取り扱う家具全般に言えることですが、長く愛用した後も、形を変えてさらに使い続ける。
そんなライフスタイルこそ、コスパやタイパでは計れない
自分らしい豊かさをもたらしてくれるのはないでしょうか。
写真のチェアは、アスティエの「チェア・パール」。
真珠のような球状が連なるシルエットは、
伝統と革新の絶妙なバランスを生み出す
アスティエならではのデザイン。
ナチュラルな素材と色味だから、
フレンチ、北欧、モダン、
あらゆるインテリアスタイルに馴染み、
深みのある存在感で空間全体を引き立てます。
ブランドジュリエでは、アスティエのダイニングテーブル・チェア・コンソールをお取り扱いしています。
シリーズ使いで統一感のあるコーディネートはもちろん、
単体でインテリアのアクセントとして取り入れるのもおすすめです。
シャンデリアや食器などと合わせて、
トータルでアスティエの世界観を作り上げるのも魅力的ですね。
実は、ブランドジュリエの芦屋店舗にある、
壁いっぱいのディスプレイ棚もアスティエのデザインです。
家具のほかにも食器・照明・インセンス、
たくさんのアスティエのアイテムを取り揃えています。
オンラインでのご購入も可能ですが、
お近くにお越しの際はぜひ直接ご覧になってみてください。
Blanc de Julliet編集部
芦屋にある直輸入インテリアショップBlanc de Julliet。
フレンチインテリアをもっと身近に感じて頂きたいとの思いから、
アイテムの使い方~コーディネートまで幅広い情報をお届けします。