ブランドジュリエ Paris通信 Beatrice LAVALさんの別荘♪
ベアトリス・ラヴァルさんの
別荘を公開!
「大切な友だちですから、
ぜひ完成したばかりの別荘を見に来てください!」と、
ベアトリスさんから
ずっと招待を受けていた中川オーナー。
忙しいパリ出張の時間を工面して、
今回ようやく訪問することができました。
場所はフォンテーヌブロー城の近くの小さな村。
ここに田舎家を購入したのは、
コロナ禍に突入する直前のタイミングだったそうです。
玄関を入るとすぐキッチン。
パリのアパルトマンを訪問した時にも聞きましたが、
ベアトリスさんは大の料理好きです。
このキッチンを見れば、それがよくわかるというもの。
キッチンと階段を挟んで向かいになる位置に、
ダイニングコーナーがあります。
庭の色を拾って深いグリーンを選んだのでしょうか?
モダンな印象ですね。
キッチンの床はオリジナルで、
かなり古いもの(18世紀?)なのだそう。
1枚1枚取り外して洗浄し、
もう一度貼り直したのだそうです。
破損して使えなくなったタイルは
中古サイトでせっせと購入!
同じサイズのものが見つからずとても苦労したことを、
ベアトリスさんは教えてくれました。
玄関を入ったところに置かれた大きなソファは、
ベアトリスさんが家族から譲り受けたものです。
これがあると、ちょっとものを置くのにも便利ですね。
トイレは、この裏手にあります。
トイレまでの演出もまた、ドラマティック!
白いオブジェのような階段を登って、2階へ。
屋根の下の大空間が、リビングになっていました。
天井を暗い色で塗ったのは、
落ち着きや温かみを演出するためなのだそう。
その大胆な色選びにも感銘を受けますが、驚いたのは床です!
「元々床がなかったところに床を作ったので、
いかにも新しく取ってつけたような偽物風になることを、
夫も私も心配していました。
そこで、3種類の
幅の違った板を組み合わせることを思いついたのです。
元々あった床だと思いましたか?
苦肉の策でしたがうまくいったようですね」と、ベアトリスさん。
この発想に、中川オーナーもすっかり魅了されていました。
ベアトリスさんの寝室にはカーペットが。
安らぎと温かみの演出ですね。
バスルームの色選びにも、安らぎと温かみを感じました。
ざっとご紹介したベアトリスさんの別荘、いかがでしたか?
こちらもまた
YouTubeに公開されますので、どうぞお楽しみに。
中川オーナーとも話したのですが、
素敵な住まいづくりに必要なのは
「お金以上に頭だ」と、つくづく思いました。
その「頭」の部分を、中川オーナーが
長年のキャリアの中で築き上げてきた信頼関係や、
さまざまなノウハウをおすそ分けしてもらいながら、
一緒に体験するフランス旅行!が、
もしあったらいいですよね!
それではまた、
アビアントー!
Keiko SUMINO-LEBLANC
パリ在住ライター・コーディネーター 日仏語翻訳者
1997年からパリに移住。
パリでの結婚・子育てを経て
フリーランスライター・コーディネーターとして活躍中。食とライフスタイルを専門とするジャーナリストとして、
フランス、日本の数々の雑誌・メディアに寄稿。また、翻訳家として単行本も共著。