ブランドジュリエ Paris通信 アスティエ秋の展示会
アスティエ・ド・ヴィラット 2023年秋の展示会へ
9月のメゾン・エ・オブジェのタイミングに合わせて、今年もアスティエ・ド・ヴィラットの展示会が開催されました。
世界中から顧客が集合するこの機会、
創業者のブノワさんとイヴァンさんは対応に大忙しです。
そんな中でも中川オーナーは特別扱いで、
長年の信頼関係を大切にされるお二人であり、
中川さんなのだと痛感させられます。
イーストランド島田昌彦社長も同席。
展示会場の上階で新作を含む数々のコレクションが展示され、1階はレセプションスペースになっています。
中川オーナーはどんな新作を発注したのか?
ぜひぜひブランドジュリエからのお知らせを楽しみにしてくださいませ。
今回のパリ通信では、1階のレセプションスペースのしつらいをお見せしたいと思います。
アスティエ・ド・ヴィラットの美意識が満載なのです!
アスティエ・ド・ヴィラットファンの皆さま、
ブランドジュリエファンの皆さまの、
お招きテーブルアレンジの参考になると思い、たくさん撮影しました。
面白かったのは、
パリではまだ珍しいフルーツサンドがあったこと。
日本人シェフにケータリングを依頼したそうです。きっちり整然とカットされたサンドイッチ、きれいですよね!
この日本流のサンドイッチがSANDOという呼び名で、
パリのグルメシーンに
1つのカテゴリー築いていることをご存知ですか?
フランス流のバゲットを使ったサンドイッチでもなく、
イギリス流の薄っぺらいサンドイッチでもない、
きめ細かく焼き上げた日本の食パンを使った、
日本流のサンドイッチがSANDOです。
パリのおしゃれなエリアでSANDOを提供する
パン屋さんやカフェがジワジワと増えている、と聞くと、
日本で普通にサンドイッチを買って食べている私たちには面白く感じられますね。
そのSANDOに目をつけたブノワさんとイヴァンさんは、
さすが日本ツウでグルメだと思いました!(僭越です・・・)
お隣は応接ルーム。
さらに奥が上映室になっていて、アスティエ・ド・ヴィラットの新作ムーヴィが上映されていました。
今シーズンの新作フレグランス「マント・ラ・ジョリー」
のモチーフになった街も登場していました。
オリジナルの角砂糖。
角砂糖はフランス文化だと思っています。
ヨーロッパ統合から徐々にパリのカフェから姿を消していますが、守ってゆきたいアールドヴィーヴルです。
それではまた、
アビアントー!

Keiko SUMINO-LEBLANC
パリ在住ライター・コーディネーター 日仏語翻訳者
1997年からパリに移住。
パリでの結婚・子育てを経て
フリーランスライター・コーディネーターとして活躍中。食とライフスタイルを専門とするジャーナリストとして、
フランス、日本の数々の雑誌・メディアに寄稿。また、翻訳家として単行本も共著。